フィリピン航空は2月17日、エアバスとA350-900型機6機を発注する覚書を締結した。
発注規模は6機のほかに、オプション契約が6機。覚書の締結はシンガポール航空ショー(開催期間は16日~21日)において、フィリピン航空のハイメ・バウティスタ社長兼最高執行責任者(COO)とエアバスのファブリス・ブレジエ社長兼最高経営責任者(CEO)が行った。
フィリピン航空のA350-900はビジネスクラス、プレミアムエコノミー、レギュラーエコノミーの3クラス制。満席(300席以上)でマニラ=ニューヨーク線をノンストップで飛行する能力があり、同社は新規の北米・欧州線に投入する計画。初号機の受領は2018年中を予定している。