【ホンダ アフリカツイン】オフロードでの走破性を考え、譲れなかったフォーク径45mm

モーターサイクル 新型車
インナーチューブ径45mmの倒立式フロントフォークを備えるCRF1000L Africa Twin。
インナーチューブ径45mmの倒立式フロントフォークを備えるCRF1000L Africa Twin。 全 11 枚 拡大写真

「フロントフォークのインナーチューブ径は45mmに」

【画像全11枚】

開発責任者の「43mm径で」という提案を真っ向から否定。「オフロードでの走りを考えると、45mm径にこだわりたかった」という。ホンダのニュー・アドベンチャースポーツ『CRF1000L アフリカツイン』の開発スタッフ、本田技術研究所二輪R&Dセンターの今井良幸氏の言葉だ。

足まわりを担当した同氏は、自らもバハ1000など海外ラリーに参戦するオフロード好き。CRF1000L アフリカツインには、路面からの衝撃吸収性に優れるロングストロークの倒立式フロントフォークを採用し、クラストップレベルの230mmのストローク量を確保。さらに、あらゆる路面状況に対し、セッティングを可変できるフルアジャスタブル機構を持たせた。

そしてリアサスペンションにも、工具を使わなくともプリロードの調整ができるダイヤル式油圧アジャスターを持つフルアジャスタブルタイプを装備。ストローク量はやはりクラストップレベルで、アクスルストローク量は220mm。250mmという余裕の最低地上高と相まって、オフロードでの走破性を大幅に向上している。

また、スイングアームはオールアルミの一体鋳造に。軽量化と車体のスリム化を実現するとともに、リンクアームとリンクコンロッドにアルミ鍛造パーツを用いるなどして、高剛性と強度を両立。

ホイールサイズはフロント21、リア18インチとし、軽量アルミリムにそれぞれ90/90-21、150/70R18サイズのラジアルタイヤを履く。中空アクスルピボットボルトの採用など、今井氏は高速走行からオフロード走行まで幅広い使用範囲を想定し、CRF1000L アフリカツインの足まわりを徹底して強化した。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「なんで国産にない?」キャンピングカーのベースにも最適! ヒョンデの新型商用EV『ST1』日本導入に期待の声
  2. MINI『カントリーマン』新型、「シャドー・エディション」発売…JCWトリム装備で598万円
  3. 「いちばん日本市場でいける気がする」BYDのコンパクトSUV『ATTO 2』の日本導入が話題…注目はその「サイズ感」
  4. 米トヨタ、3列シートの新型車のインテリアを予告…2月10日デビューへ
  5. スズキの新型“おしゃれ”バイクが販売快調、これまでにないデザインを実現した経営陣からの「挑戦状」と開発者の「悔しさ」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る