スマート フォーツー カブリオ 新型、仏工場で生産開始

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仏工場で生産が開始されたスマート フォーツー カブリオ 新型
仏工場で生産が開始されたスマート フォーツー カブリオ 新型 全 2 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、メルセデスベンツ傘下のスマートは2月8日、フランスのハンバッハ工場において、新型『フォーツー・カブリオ』の生産を開始した。

同車は2015年9月、ドイツで開催されたフランクフルトモーターショー15で初公開。新型『フォーツー』は2014年10月、パリモーターショー14でワールドプレミア。新型は、メルセデスベンツを擁するダイムラーと、ルノーの提携の成果を生かして開発。車台は2014年3月、ジュネーブモーターショー14で発表された新型ルノー『トゥインゴ』と共用。駆動方式は、歴代フォーツーのRRレイアウトを継承した。

フランクフルトモーターショー15では、クーペボディだけの新型に、オープン版のカブリオを追加。ルーフは、キャンバストップ。ファブリック製のキャンバストップは全自動で、開閉はおよそ12秒で完了する。ソフトトップの色は、3色から選択可能。ジーンズ風のブルーデニム、赤、黒の3色となる。リアのウインドスクリーンはガラス製で、曇り止めのヒーターが付く。

リアに置かれるエンジンは、クーペボディと共通。新型ルノートゥインゴとも共用する。2種類の直列3気筒ガソリンエンジンを用意。自然吸気版は、排気量999ccで、最大出力71hp、最大トルク9.3kgmを発生する。ターボ版はさらに排気量が小さい898ccで、最大出力90hp、最大トルク13.8kgmを引き出す。

2月8日、フランスのハンバッハ工場から、新型フォーツー・カブリオの量産第一号車がラインオフ。スマートは、「第3のモデルにも、スマートの理念のFUNを表現した」とコメントしている。

《森脇稔》

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