【官能カーオーディオ!】愛車に“プラスワン”して、快適カーライフ パート1…カスタムフィット・スピーカー編

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フォーカル・IS 165TOY
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車室内の“音環境”の良し悪しは、快適なドライブの実現に大きな影響を与える。カーオーディオの音が良くなれば、ドライブはもっと楽しくなり、車内の静粛性が上がれば、運転中のストレスを軽減できる。とは言いつつも、それらにそれほど予算や手間はかけられない…。

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いや、それほど高予算を計上しなくとも、“プラスワン”する感覚で“音環境”を変えられる手立てがいくつかある。今日から4回にわたって、それらお手軽な作戦の1つ1つを、具体的にご紹介していこうと思う。

まずは、「リーズナブルなスピーカーに交換する作戦」から解説していこう。いわゆる“カスタムフィット”と呼ばれるタイプのスピーカーがあり、これであれば、1万円台半ばからラインナップされている。それらを気軽に装着する、という作戦をおすすめしたいと思うのだ。

さて、“カスタムフィット”と聞いて、“カスタム”という言葉から、大きな改造を伴うのでは? と思う向きもあるかもしれないが、“カスタムフィット”とは、あくまでも“簡単取付可能である”ことを意味している。同義語としては“トレードイン”という言葉があり、どちらの呼び名を使うかは、メーカーごとで分かれている。しかしながら、どちらの呼び方を使っていようとも、“簡単に取り付け可能である”スピーカーのことを指しているので、ご安心していただきたい。

では、具体的にはどのような製品があるのだろうか。まずカロッツェリアでは、「TS-F1730S」という2ウェイセパレートスピーカーが用意されている。税別価格:1万5000円というお手軽価格だ。そしてその1つ上のクラスとなると、「TS-C1720All」というセパレート2ウェイスピーカーがあり、税抜価格は3万2000円となっている。さらには、「TS-V172A」(税抜価格:6万円)という上級モデルもある。

また、フランスの有名スピーカーブランド、フォーカルでは、「PS 165」(税抜価格:4万円)や、「ISS 170」(税抜価格:4万円)といった製品が“カスタムフィットモデル”としてラインナップしている。さらにフォーカルでは、“車種別専用キット”シリーズも用意していて(税抜価格:3万6000円から)、こちらならば対応車種に対して、さらなる簡単交換が可能だ。

ところで、何をもって“簡単取付可能”としているのだろうか。まずは、スピーカーの取り付け奥行き寸法がそれほど長くないこと。これにより、ほとんどの車種で内張りパネル内に収めることが可能となる。加えて、パッシブクロスオーバーネットワークという、トゥイーターとミッドウーファーに信号を帯域分割するパーツの小型化が図られている。これらの工夫により、内張りパネル等を大きく加工する必要が、ほぼない。まずこれが、“簡単取付可能”である1つ目のポイントなのである。

さらには、取り付けるためのスペーサー(車体メーカー別に数種類)が同梱されていたり、純正のカプラーがそのまま使えたり、若干の防音・吸音材が同梱されていたり等々、取り付け作業時間の短縮化が図れるよう、各種付属品が充実している。これが2つ目のポイントだ。

ただ付属品に関しては、メーカー、またはグレードによって内容物が異なるので、そこのところは購入時にご確認いただきたい。

さて、このように“簡単取付可能”な“カスタムフィット”スピーカーであるのが、1点、頭に入れておいてほしいことがある。それは、“もうひと手間”加えると、スピーカーの性能をさらに引き出せる、というものだ。スピーカー交換時に簡単なデッドニングを行ったり、取り付けスペーサーとなる“インナーバッフル”をワンオフすると、よりよい結果を得られる可能性が増すのである。

ちなみに“カーオーディオ・プロショップ”の多くは、エントリーグレードのスピーカーの取り付けを、“ひと手間”を加えて行うプランを用意している。工賃・部材込みのお得なパッケージを設定しているショップが多いのだ。それぞれ、使用するスピーカーの種類、部材の使用範囲等により料金設定は異なるが、例えば、定価3万円のスピーカーを部材・工賃込みで6万円ほどで取り付け可能としていたり、6万円くらいのスピーカーを用いて工賃・部材込みで12万円程度で設定するなどしている。

お手軽なスピーカーを使うにせよ、その性能をできる限り引き出したいと考えるならば、“カーオーディオ・プロショップ”のHP等を調べてみる価値は大だ。

手軽さを取り、1万円台のスピーカーを同梱パーツで取り付ける(工賃は別途)のも良し、もうちょっと予算を用意して、プロショップ・クオリティを手にするも良し。どちらにせよ、音の出口であるスピーカーを交換することは、カーオーディオのサウンドを向上させるための作戦として効果が高い。

ただし、予算を奮発したほうが効果も大きくなることも事実。必ずしも大きく奮発しなくてもいいとは思うが、そこそこの予算が組めるのならば、それに越したことはない。

まずはここから手を付けてみてはいかがだろうか。サウンド・クオリティ向上の近道は、スピーカー交換にあり。大いにご参考にしていただきたい。

《太田祥三》

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