【F1】テスト4日目…ライコネンがトップ、ホンダのアロンソはトラブルで終了

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
4日目はライコネンがトップ、フェラーリの速さが目立つテストに
4日目はライコネンがトップ、フェラーリの速さが目立つテストに 全 14 枚 拡大写真

スペインのカタロニア・サーキットで行われている第1回F1プレイシーズンテストは最終4日目を迎えた。この日もフェラーリ勢が速さをみせ、キミ・ライコネン(フェラーリ)がトップタイムを記録した。

3日目から『SF16-H』のテストを担当しているライコネン。前日は燃料系のトラブルで午前のセッションをほとんど走れずに終わってしまったが、その後は順調に走行。最終日となった4日目も80周を走破し1分23秒477を記録。今季から新しく導入されるウルトラソフトタイヤを使用したことも影響しているが、4日間のうち3日間でフェラーリがトップタイムを記録することになった。

2番手にはダニール・クビアト(レッドブル)で1分24秒293。3番手にはアルフォンソ・セリス(フォース・インディア)が続いた。

3日目は油圧系トラブルに見舞われたマクラーレン・ホンダ。マシンも修復され最終日担当のフェルナンド・アロンソがセッション開始直後にコースインを果たしたが、その後冷却液の漏れが確認され、この日も1日の大半をガレージで過ごすことに。なんとかテストに復帰しようとマシンの修復を試みたが、結局この日は3周だけで終了。ノータイムで終わってしまった。初日、2日目と順調に周回を重ねていただけに信頼性の面で期待する声も上がっていたが、後半になって立て続けにトラブルが発生。来週の第2回テストまでに問題が解決できるかに注目が集まっている。

22日から4日間開催されてきた第1回プレシーズンテストはこれで終了。週末のブレイクを挟み、3月1日から4日まで同じカタロニア・サーキットで第2回テストが行われる。

2016 F1第1回バルセロナ合同テスト 4日目総合結果
1.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分23秒477[80周]
2.ダニール・クビアト(レッドブル)1分24秒293[96周]
3.アルフォンソ・セリス(フォース・インディア)1分24秒840[75周]
4.ケビン・マグヌッセン(ルノー)1分25秒263[153周]
5.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分25秒393[110周]
6.フェリペ・ナスル(ザウバー)1分26秒053[121周]
7.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分26秒187[86周]
8.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分26秒295[99周]
9.フェリペ・マッサ(ウイリアムズ)1分26秒483[54周]
10.エステバン・グティエレス(ハース)1分27秒802[89周]
11.リオ・ハリアント(マノー)1分28秒266[51周]
12.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)ノータイム[3周]

《吉田 知弘》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  5. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る