自転車で死亡事故を起こした少年、執行猶予付き有罪判決

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昨年6月、千葉県千葉市内で自転車乗車中に道路を横断していた77歳の女性と衝突する事故を起こし、死亡させたとして、重過失致死罪に問われた少年(当時)に対する判決公判が23日、千葉地裁で開かれた。裁判所は執行猶予付きの有罪を命じている。

問題の事故は2015年6月10日の午後7時ごろ発生している。千葉市稲毛区小仲台5丁目付近の県道(片側2車線の直線区間、横断歩道と信号機あり)で、徒歩で横断歩道を渡ろうとしていた77歳の女性に対し、右方向から交差進行してきた自転車が衝突。女性は弾き飛ばされるようにして転倒し、頭部強打などが原因で死亡した。

自転車に乗っていたのは19歳(当時)の少年で、両耳にイヤホンを装着。音楽を聞きながら前傾姿勢で自転車を走行させていた。現場の交差点には赤信号を無視し、約25km/hの速度を維持したまま進入したものとみられ、検察は重過失致死罪で起訴していた。

23日に開かれた判決公判で、千葉地裁の岩田真吾裁判官は「自転車としては高い速度で交差点に進入し、赤信号を見落として交差点へ進入した結果、本件事故を起こした」と指摘した。さらに「被害者に気づくことが遅れており、過失の程度は大きい」としたが、本人が反省していることや、示談の成立が期待できることは斟酌。被告に対して禁錮2年6か月(執行猶予3年)の有罪判決を言い渡している。

《石田真一》

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