自販連 久恒会長、カーシェアなど新サービス「決して悪いことではない」

自動車 ビジネス 国内マーケット
米国で普及が進むライドシェアサービス「Uber」
米国で普及が進むライドシェアサービス「Uber」 全 3 枚 拡大写真
日本自動車販売協会連合会の久恒兼孝会長(トヨタカローラ博多社長)は2月29日、都内で会見し、カーシェアリングやウーバーなどの配車・乗り合いサービスといった新しい自動車ビジネスが新車販売に与える影響について「決して悪いことではない」との認識を示した。

久恒会長は「自動車先進国であるアメリカやヨーロッパでもそういう動きが出ていることは、日本でも当然広がってくるだろう。ただ私どもは車がいろんな形で利用されることは決して悪いことではないと思っている」と述べた。

その理由として「我々、一所懸命お客様に週末店頭にお越し頂いて試乗をお勧めしているが、むしろカーシェアリングを通じて、お客様がいろんな車に乗られて、その中で『こういう車が我が家にあったら良いよね』ということで車を購入するきっかけになれば、それはそれで決して悪いことではない」と解説。

さらに「地方では生活の足になるので車が必需品で、これがカーシェアリングとどれだけバッティングするのかわからないが、都市部では多分、カーシェアリングは車を販売するということとある程度バッティングすることはあるが、必ずしもすべてがマイナスということではなく、プラス要因も十分考える必要がある。我々として何かできることはないかということも含めて注視していきたい」と述べた。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  3. ネオレトロ感漂う新型ホイール「+81Wheel」、阿部商会「ラ・ストラーダ」ブランドから発売
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る