【ジュネーブモーターショー16】ランボルギーニ、新型スーパーカーは2億円…創業者100周年記念

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ランボルギーニ センテナリオ(ジュネーブモーターショー16)
ランボルギーニ センテナリオ(ジュネーブモーターショー16) 全 15 枚 拡大写真

イタリアのスポーツカーブランド、ランボルギーニは3月1日、ジュネーブモーターショー16で新型スーパーカー『センテナリオ』を発表した。創業者フェルッチオ・ランボルギーニの生誕100周年を祝う限定モデルで、価格は税抜きで175万ユーロ(約2億1500万円)。

センテナリオは、ランボルギーニの一貫した戦略、そしてスーパーカーたらしめる独創的なデザインを新たに定義し形にしたもの。770hpを発揮するV12エンジンを搭載し、最高速度は350km/h、0-100km/h加速をわずか2.8秒で駆け抜ける。ボディはフルカーボンファイバー製で、1520kgの軽量ボディを実現。パワーウエイトレシオは1.97kg/hpと圧倒的だ。

可変リアウイングの採用により高速域で圧倒的なダウンフォースを発揮、さらに後輪駆動としたことで俊敏性と安定性に貢献するとしている。先進機能として、インターネット接続やApple CarPlayにも対応しているのが新しい。

ステファン・ヴィンケルマンCEOは、「センテナリオは伝統と革新を完全に組み合わせた車。フェルッチオ・ランボルギーニの100周年にふさわしく、彼と、そして我々が信じる未来のためのスーパースポーツカーだ」と述べた。

センテナリオはクーペが20台、ロードスターが20台の計40台限定モデルで、すでに受注を開始している。高いスポーツ性能よりも、その高いコレクター価値に注目が集まりそうだ。

《宮崎壮人》

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