【ジュネーブモーターショー16】フェラーリ、GTC4ルッソ を初公開…70周年に向けての発表も

自動車 ニューモデル モーターショー
フェラーリ GTC4ルッソ(ジュネーブモーターショー16)
フェラーリ GTC4ルッソ(ジュネーブモーターショー16) 全 8 枚 拡大写真

3月1日(現地時間)に開幕したジュネーブモーターショー16において、イタリアのスーパーカーメーカーであるフェラーリが新型スポーツカー『GTC4ルッソ』を初公開した。

カンファレンスでは、マーケティング担当のエンリコ・ガリエラ上級副社長によってGTC4ルッソをアンベール。GTC4ルッソは、2011年に行われたジュネーブモーターショーで発表された『FF』の大幅改良モデルだ。

ガリエラ氏によると、GTC4ルッソは3つの特徴を備えているという。1つ目が「フェラーリ・パフォーマンス」で、排気量6262ccの直噴V型12気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載、690hpを発揮する。2つ目は「多様性」。GTカーとしては初の搭載となる四輪駆動システム「4RM-S」により、悪路走行性能が上昇しており、様々なロードコンディションに対応できるという。3つ目は「スポーツ・ラグジュアリー」で、まったく新しいエクステリアは、スポーツ性とエレガンスさを兼ね備える。また、インテリアでも快適性の高いシートや、新しいステアリングホイール、フルHDのインフォテインメントシステムなど、高級感を重視した内装に仕上げているということだ。

このほかにも、『カリフォルニアT』への新しいパッケージの追加や、『488 GTB』や『488 スパイダー』のマイナーチェンジが発表された。

最後に、ガリエラ氏は2017年がフェラーリの創立70周年であることを述べるとともに、2017年に向けて新しいモデルやイベントを続々と発表していくことを明かした。「2016年と2017年は、多くのニュースが発表される年になる」と述べ、プレスカンファレンスは幕を閉じた。

《関 航介》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  3. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る