ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、「2016ワールドカーオブザイヤー」の最終選考3台を発表した。
ワールドカーオブザイヤーは、2005年に開始。今回は2014年秋から2015年秋にかけてデビューした新型車の中から、最高の1台を選出する。条件は、2016年春まで生産と販売を継続しており、世界2大陸以上で販売していること。つまり、欧州専用車、北米専用車、日本専用車などは選考対象から外される。
投票は世界23 か国、74名のジャーナリストが、バリュー、安全性、環境性、コンセプトなど6項目を基準に行う。
2016ワールドカーオブザイヤーの最終選考3台は、以下の通り。
アウディA4
マツダ・ロードスター
メルセデスベンツGLC
日本車では唯一、新型マツダ『ロードスター』が最終選考に残った。新型アウディ『A4』とメルセデスベンツ『GLK』後継車の『GLC』のドイツ勢に、挑む構図となる。
また、1月に発表されていたファイナリスト10台の中からは、BMW 『X1』、ヒュンダイ『ツーソン』、ジャガー『XE』、ランドローバー『ディスカバリースポーツ』、マツダ『CX-3』、シュコダ『スペルブ』、トヨタ『プリウス』の7台が、最終選考に進めなかった。
2016ワールドカーオブザイヤーは3月23日、米国で開幕するニューヨークモーターショー16で発表予定。前回は、新型メルセデスベンツ『Cクラス』が受賞している。