日産の中国販売、13%減の6.1万台…春節の影響 2月

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日産シルフィ
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日産自動車の中国法人は3月3日、2月の中国における新車販売結果を明らかにした。商用車や、輸入車、現地合弁の東風日産(一部車種)を含めた2月の総販売台数は、6万1100台。前年同月比は13%減と、6か月ぶりに前年実績を下回った。

従来、日産の中国新車販売は、商用車の販売不振により勢いがなかった。そんな中、中国政府は2015年10月、排気量1.6リットル以下の小型車に対する減税を開始。この効果で、日産の中国販売は回復を遂げた。

10月以降の前年同月比は、10月が16.8%増、11月が21.9%増、12月が15%増と、3か月連続で2桁の伸び率。1月は9.4%増と伸び率がひと桁台となったものの、5か月連続の前年超えを維持してきた。2月の新車販売が13%減と落ち込んだのは、大型休暇の春節の影響。

販売の主力は、引き続き小型セダンの『シルフィ』。同車の排気量は1.6リットル以下で、小型車減税に該当する。

日産の2015年の中国新車販売は、前年比6.3%増の125万0100台。この台数は2013年に次いで、過去2番目に多い台数。また、乗用車に限れば、初めて100万台の大台を超えた。2016年は、前年比4%増の130万台を目標に設定している。

《森脇稔》

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