イタリアの高級スポーツカーメーカーで、現在はフォルクスワーゲングループのアウディ傘下のランボルギーニ。同社は3月3日、2015年通期(1‐12月)の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は8億7200万ユーロ(約1080億円)。前年の6億2900万ユーロに対して、39%の増加と、ランボルギーニ史上、最高の伸び率を達成した。
売り上げの増加は、『ウラカン』と『アヴェンタドール』の販売好調による部分が大きい。2015年実績は、ウラカンが2242台。アヴェンタドールは1003台を売り上げた。
ランボルギーニの2015年の世界新車販売は、過去最高で初の3000台超えとなる3245台。前年比は28%増と大きく伸び、5年連続で前年実績を上回った。市場別では、北米と中国が、二大市場に君臨。日本、英国、中東、ドイツが、これに続く。
ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマン社長兼CEOは、「2015年、過去最高の販売台数と5年連続の成長を達成した」とコメントしている。