VWの排ガス問題、「2016年は解決を目指す年」…ミュラーCEO

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フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラーCEO(ジュネーブモーターショー16)
フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラーCEO(ジュネーブモーターショー16) 全 1 枚 拡大写真

一部ディーゼル車に、排ガス試験を不正にクリアする違法なソフトウェアを搭載していたフォルクスワーゲングループ。同社のトップが、この問題についての最新状況を説明した。

これは2月29日、フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラーCEOが、ジュネーブモーターショー16のプレビューイベントで明らかにしたもの。同CEOは、「排ガス問題は順調に進展しており、欧州におけるリコール対策も始まった」と語っている。

フォルクスワーゲングループは2月上旬、欧州のまずはドイツでリコール(回収・無償修理)作業を開始。排ガス不正が行われたEA189型ディーゼルの「2.0TDI」エンジン搭載車に関して、ソフトウェアを更新するリコール作業に着手した。

対象車を所有する顧客は、販売店に車両を持ち込み、ソフトウェアのアップデートに要する時間は、およそ30分。これについて、ミュラーCEOは、「リコール対策では、顧客を何よりも重視。ワークショップに足を運んでいただく顧客に対して、可能な限り効率的に作業を実施できるように努めていく」とコメント。

とはいえ、欧州(EU28か国)だけでも、リコール対象台数はおよそ850万台に達し、リコール問題解決への道のりは長い。ミュラーCEOは、「2016年は、顧客のためにディーゼル問題の解決を目指す年。グループおよび傘下のブランドは、この困難な局面を乗り越えることが強みになると確信している」と述べた。

《森脇稔》

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