【フェラーリ・レーシングデイズ16】FXX K 日本上陸、1050馬力のパフォーマンスを披露

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日本初走行を果たした『FXX K』
日本初走行を果たした『FXX K』 全 30 枚 拡大写真

三重県の鈴鹿サーキットで5日、「フェラーリ・レーシング・デイズ16」が開幕、フェラーリ初のハイブリッドマシン『FXX K』が日本での初走行を披露した。

FXX Kは、2014年12月にデビューしたサーキット走行を専用車両。860馬力を最高出力を誇る6.3リットルV12エンジンに加え、今回新しく搭載されたエネルギー回生システム(KERS)のパワーを加えると最大出力は1050馬力。さらに、エアロダイナミクスもマシン下面まで妥協なく設計されている。実際にレースに参戦できるものではないが、現在活躍しているレーシングカーと同等のパフォーマンスをサーキット走行で体感できるというスペシャルな1台だ。

世界限定で32台販売され、価格は3億円以上。そのうちの4台が今週末のイベントに登場し、日本での初走行に臨んだ。

これに『FXX』の1台を加えた計5台で「XXプログラム」の走行時間が午前と午後で各40分ずつ設けられ、グリーンシグナルが点灯すると、大迫力のサウンドとともに1台ずつコースインしていった。

特に驚かされたのはストレートでの加速力。現在のレーシングカーをしのぐ勢いで駆け抜けていき、来場したフェラーリオーナーに加えグランドスタンドから観覧したファンも日本初となるFXX Kの走行シーンに興味津々だった。

また午後のセッションでは元F1ドライバーでWECなどの参戦経験もあるマルク・ジェネがアドバイザーとして訪れており、自らステアリングを握ってオーナードライバーにアドバイスをするシーンも。このマシンのパフォーマンスを最大限に引き出すような迫力ある走りを披露していた。

この他にもフェラーリF1マシンの走行や、フェラーリ・チャレンジカップなどが開催されフェラーリ一色の1日に。明日も同じプログラムで開催され、FXX KやF1マシンの走行も予定されている。

《吉田 知弘》

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