日本RV協会は、2017年実施予定の消費税率10%引上げがキャンピングカー購入計画に与える影響を調査し、その結果を発表した。
調査結果は、1月18日から2月17日の期間、同協会のホームページに寄せられた約200人のユーザーアンケートを集計したもの。消費税10%引上げの場合、キャンピングカー購入計画に「大いに影響を与える」と回答したユーザーは37.6%。「影響を与える可能性もあるが、まだそこまで深く考えていない」(27.1%)、「多少影響を与える」(21.0%)という回答を足すと、全体の85.7%の人が何らかの形で「影響を受ける」ことを想定していることがわかった。
しかし、消費税アップとなった場合、どのように対応するかについては、「納期の都合で、消費税アップ分が加算されても、それが欲しい車なのだから、我慢して購入する」という回答がもっとも多く35.1%に達した。次点は「あらかじめ消費税アップ分を考慮し、出費の総額を考慮した車種を選択する」(30.6%)、3番目は「消費税の影響が出ないうちに購入すれば問題がないと思っている」というものだった。
また、キャンピングカー購入計画を立てたとき、もっとも慎重に検討したものについては、「必要だと思っている装備類の機能および(オプションの場合はその)価格」(23.0%)という回答がトップ。次点は「車両の購入価格」(20.0%)、3番目は「保管する駐車スペースと車両サイズ」となった。
最後に今一番気になっているもしくは購入を検討しているキャンピングカーのジャンルについては、「国産中型~大型キャブコン」がトップで25.6%。以下、「輸入車」(18.2%)、「標準ボディの国産バンコン」(12.8%)、「国産小型キャブコン」(12.3%)、「国産バスコン」(11.3%)、「スーパーロングサイズの国産バンコン」(10.3%)、「軽キャンピングカー」(4.9%)という順になった。