スバル富士重、17年に低速域での自動追従運転を実用化…次世代技術説明会

自動車 ニューモデル 新型車
富士重工業 大拔哲雄執行役員
富士重工業 大拔哲雄執行役員 全 2 枚 拡大写真

富士重工業は3月7日、都内の本社でスバル車の次世代技術説明会を開き、2016年から導入する新プラットフォーム(車台)や安全技術の実用化計画などを公表した。

将来の自動運転につながる「EyeSight(アイサイト)」での安全技術では、17年に自動車専用道で車速がゼロから65km/hまでの低速域で前車を追従走行する機能を実用化する。ステアリングの自動操作で車線も維持できる「準自動運転」技術としている。

同社は14年から『レヴォーグ』向けのアイサイトにおいて、時速65km/h以上で車線を維持できる技術を実用化している。新機能の追加により、自動車専用道では単一レーンでの全車速自動走行が可能となる。

同様の技術は日産自動車も17年の実用化を表明している。富士重の大拔哲雄執行役員は、この技術の最初の搭載モデルは検討中としたうえで、「お客様の意見もうかがって決めていきたい」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る