【スマートエネルギーウィーク16】リーフ の電池技術活用…ポータブル蓄電池、販売に弾み

自動車 ビジネス 企業動向
オートモティブエナジーサプライが販売しているポータブル蓄電池
オートモティブエナジーサプライが販売しているポータブル蓄電池 全 1 枚 拡大写真

オートモティブエナジーサプライ(AESC)は「スマートエネルギーウィーク2016」に同社自慢のポータブル蓄電池「ポーチク」を出品。ブースを訪れる来場者にその良さを訴えるなど、精力的にPRを行っていた。

同社は日産自動車が51%出資する子会社で、電気自動車『リーフ』用のバッテリーを製造している。日産からはバッテリーをどこに売ってもいいといわれている。そこで、考え出されたのがポーチクだ。キャリーバッグの形をしているが、その中はもちろんリーフに使われているバッテリーが入っている。

昨年8月からオンラインショップを通して一般のお客にも販売を開始。価格は20~30万円。関心は非常に高いものの、価格がまだ少し高いこともあって、なかなか一般のお客は二の足を踏むケースが少なくなかった。そんな中、いい流れも徐々に出てきたという。

「ようやく大口の契約が決まりました。これを機に販売に弾みをつけたいと考えています。また、リース販売も開始しましたので、これからこの商品の良さを知ってもらえるようにさらに努力していくつもりです」と同社の加東重明社長は力強く話していた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  3. ダイハツがブランド総合で首位、『ロッキー』が小型SUV部門を制す…JDパワーの新車初期品質調査
  4. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  5. Z32ファン感涙、レトロ感あふれる『フェアレディZ』が話題…9月の新型車記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る