【スーパーフォーミュラ】名門インパルからデビューの関口雄飛「ガンガンいかせていただきます」

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名門インパルからのスーパーフォーミュラ参戦が決まった関口。
名門インパルからのスーパーフォーミュラ参戦が決まった関口。 全 8 枚 拡大写真

8日、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するインパル(IMPUL)は、今季チーム体制決定のリリースを発行。「ITOCHU ENEX TEAM IMPUL」として、J-P.デ・オリベイラと関口雄飛を擁して戦うことを正式アナウンスした。

元祖・日本一速い男、星野一義監督が指揮を執るインパル(搭載エンジンはトヨタ)が、今季は新メインスポンサーを得て心機一転、6年ぶりの日本最速カテゴリー王座奪還を目指す。ドライバーは2月上旬の時点で発表があった在籍7年目となるジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(ブラジル出身34歳、2010年王者)と、この日に加入が正式発表された関口雄飛(28歳、新人)のコンビだ。

#19 オリベイラのコメント
「伊藤忠エネクス様という新しいスポンサーを得て、そして新しいカラーリングでシーズンを戦うこととなり嬉しく思います。また、今シーズンはタイヤメーカーがかわり、ヨコハマタイヤが導入されます。レースをより面白くしてくれるはずです。開幕前のテストを迎えるのがとても楽しみです。応援よろしくお願いします」。

#20 関口雄飛のコメント
「僕を選んでくださったチーム、そして協力してくださった方々に感謝の気持ちで一杯です。また、『強く』『速い』オリベイラ選手とチームメイトになれたことを非常に嬉しく思います。マシンを理解しているオリベイラ選手から学ぶこともあるでしょうから、ドンドン吸収して早い段階で経験の差を埋め、チャンピオンを目指していきます。星野監督には『速く走る環境はウチが用意する。だからガンガンいけ』と言っていただきました。お言葉に甘えて、ガンガンいかせていただきます」。

全参戦チームの最後に、満を持しての今季体制決定というかたちになった名門インパル。2001~10年の10シーズンの間には、本山哲やB.トレルイエ、松田次生、そしてオリベイラらの活躍によってドライバーズタイトルとチームタイトルを7回ずつ獲得して一時代を築いたが、ここ5シーズンは無冠。オリベイラはタイトル争いに絡み続けているのだが、もうワンパンチ足りずに失冠が相次いでいる。リフレッシュシーズンとなる今季、復権に向けての動きを加速させたいところだ。

今季のスーパーフォーミュラは3月12~15日に鈴鹿サーキットで、鈴鹿ファン感謝デーと第1回公式合同テストを通じての都合4日間の走行機会から実戦モードに入っていく。そして注目新人・関口の初陣ともなる開幕戦鈴鹿は、4月23~24日に開催される。

《遠藤俊幸》

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