【ジュネーブモーターショー16】アルファロメオの空飛ぶ円盤、ディスコヴォランテ に「スパイダー」

自動車 ニューモデル モーターショー
アルファロメオ ディスコヴォランテ スパイダー(ジュネーブモーターショー16)
アルファロメオ ディスコヴォランテ スパイダー(ジュネーブモーターショー16) 全 6 枚 拡大写真

イタリアのトゥーリング・スーペルレッジェーラ社は3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、アルファロメオ『ディスコヴォランテ スパイダー』を初公開した。

トゥーリング・スーペルレッジェーラ社は、イタリア・ミラノで1926年に創業した老舗コーチビルダー、カロッツェリア・トゥーリングの流れを汲む会社として、2006年に設立。現在ミラノを拠点に、自動車メーカーの依頼を受けて、デザインエンジニアリングなどの活動を行っている。

同社が2012年春、ジュネーブモーターショー12でワールドプレミアしたのが、アルファロメオ『ディスコヴォランテ』。アルファロメオは1952年、カロッツェリア・トゥーリングと『1900 C52』を共同開発。4ドアセダンの『1900』の車台をベースに、カロッツェリア・トゥーリングが手がけたボディを架装したモデルで、わずか数台が生産された。1900 C52は、当時としては異例の、エアロダイナミクス性能を極限まで追求したフォルムが特徴。そのデザインが空飛ぶ円盤に似ていることから、「ディスコヴォランテ」と呼ばれるようになる。

ジュネーブモーターショー16で初公開されたディスコヴォランテ スパイダーは、クーペボディだったディスコヴォランテのオープン版。同社の創業90周年を祝福する記念モデルとして、7台が生産される。

車台は引き続き、アルファロメオが2006年に発表した『8Cコンペティツィオーネ』がベース。4.7リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、最大出力450ps/7000rpm、最大トルク48.9kgm/4750rpmを引き出す。トランスミッションはパドルシフト付きの6速シーケンシャル。0-100km/h加速4.5秒、最高速292km/hの性能を備えている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  3. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  4. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  5. アルファロメオ『ステルヴィオ』後継モデルは、大容量バッテリー搭載で航続700km実現か
  6. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
  7. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
  8. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  9. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  10. ディフェンダー 最強モデル「OCTA」、V8ツインターボ搭載…7月発表へ
ランキングをもっと見る