【ジュネーブモーターショー16】英モーガン、3輪EVの市販モデル初公開

自動車 ニューモデル モーターショー
モーガンEV3の市販モデル
モーガンEV3の市販モデル 全 4 枚 拡大写真

英国の名門自動車メーカー、モーガン・モーター・カンパニー(以下、モーガン社)は3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、モーガン『EV3』の市販モデルを初公開した。

モーガン社は1908年、ハリーHFSモーガン氏によって英国ウスター州に設立。1910年のオリンピアモーターショーで前輪が2、後輪が1の『3ホイーラー』を発表し、自動車メーカーとして名乗りを上げた。

モーガンは2015年6月、英国で開催された「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、3ホイーラーのEVプロトタイプ、EV3を発表。それから約1年を経て、ジュネーブモーターショー16では、EV3の市販モデルが初公開された。

EV3の市販モデルでは、モーターが最大出力63psを発生し、後輪を駆動。アルミスペースフレーム構造により、車両重量は500kgに抑えられ、0-100km/h加速9秒、最高速145km/hの性能を発揮する。

二次電池は、蓄電容量20kWhのリチウムイオンバッテリー。1 回の充電で、最大240kmを走行できる。モーガンは、「2016年第4四半期(10-12月)、EV3の生産を開始する」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る