【ジュネーブモーターショー16】アルファロメオ ジュリア に標準仕様…2.0ターボは200馬力

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アルファロメオ ジュリア
アルファロメオ ジュリア 全 6 枚 拡大写真

イタリアのアルファロメオは3月1日、スイスで開幕したジュネーブモーターショー16において、新型『ジュリア』のフルラインナップを初公開した。

新型ジュリアは2015年9月、フランクフルトモーターショー15でワールドプレミア。アルファロメオ伝統のスポーツセダン、ジュリアの名前が復活した。

従来、アルファロメオは各モーターショーにおいて、最強グレードの「クアドリフォリオ」のみを展示。フェラーリがチューンした2.9リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、最大出力510hp、最大トルク61.2kgmを引き出す。0-100km/h加速3.9秒、最高速307km/hの優れた性能を誇る。

ジュネーブモーターショー16では、新型ジュリアのフルラインナップを初公開。クアドリフォリオの下に、「スーパー」、ベース仕様の「ジュリア」の合計3グレードが設定される。外観は、クアドリフォリオに対して、エアロパーツや大径アルミホイール&タイヤが未装備となるなど、プレーンな雰囲気が特徴。

また、スーパーとジュリアグレードには、ダウンサイズの直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボを用意。このエンジンはオールアルミ製で、ツインスクロールターボチャージャーや、燃費や排出ガス性能を向上させるマルチエア技術を採用。最大出力は200hp/5000rpm、最大トルクは33.7kgm/1750rpmを発生する。トランスミッションは8速AT。駆動方式はクアドリフォリオの4WDに対して、FRとなる。

《森脇稔》

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