強引な進入で通過列車と衝突、乗用車の2人が死亡

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6日午前5時50分ごろ、岐阜県各務原市内にある名古屋鉄道各務原線の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に踏切内へ進入してきた乗用車と、通過中の急行列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマに乗っていた2人が死亡している。

岐阜県警・各務原署によると、現場は各務原市鵜沼各務原町付近。踏切には警報機と遮断機が設置されているが、乗用車はこれらが作動した後に踏切内へ進入。直後に通過した下り急行列車(名鉄岐阜発/新可児行き、4両編成)と衝突。列車はクルマを軌道外に弾き飛ばし、踏切から約160m先で停止した。

衝突によって乗用車は大破。運転していた愛知県小牧市内に在住する44歳の男性と、助手席に同乗していた32歳の男性が全身強打でまもなく死亡。列車の乗客乗員16人にケガはなかった。

聴取に対して列車の運転士は「踏切通過直前にクルマが進入してきた。非常ブレーキを使用したが、間に合わずに衝突した」などと供述しているようだ。警察ではクルマ側の強引な進入が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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