フランスの高級スポーツカーメーカー、ブガッティが3月1日、ジュネーブモーターショー16でワールドプレミアした『シロン』(Chiron)。同車の公式映像が、ネット上で公開された。
シロンは、『ヴェイロン』の後継車。ヴェイロン同様、世界で最もパワフル、最速、最もラグジュアリーかつエクスクルーシブな量産スーパーカーを目指して、開発された。
ミッドシップに搭載される新開発の8.0リットルW16気筒+4ターボは、新たに2ステージターボ化されており、最大出力1500hp/6700rpm、最大トルク163kgm/2000-6000rpmを発生する。ヴェイロンの最大出力1200hp、最大トルク153kgmに対して、300hp、10kgm強化された。
トランスミッションは7速デュアルクラッチ「DSG」。駆動方式は4WD。シロンは、0-100km/h加速2.5秒、最高速420km/h(リミッター作動)という世界最高峰のパフォーマンスを実現する。
ブガッティは3月1日、シロンの映像を、公式サイトを通じて配信。テストコースにおいて、1500馬力のパワーを解き放っている。