【IAAE16】劣化しやすい軽自動車のイグニッションコイル、予防整備がおすすめ…NGK

自動車 ビジネス 国内マーケット
NGKのイグニッションコイル
NGKのイグニッションコイル 全 7 枚 拡大写真

スパークプラグのトップブランドである日本特殊陶業(NGK)は、昨年8月に発表したイグニッションコイルを展示していた。補修部品として整備工場やガソリンスタンド向けに販売している。

【画像全7枚】

バッテリーからの電圧を昇圧しスパークプラグに火花を飛ばすためのイグニッションコイルは、プラグと違って本来消耗品ではないが「昨年の発売以来、アフターの補修部品としてよく売れている」(アフターマーケット技術サービス室 副主査 伊藤志郎氏)という。

消耗品扱いではないため、メーカーにも交換サイクルや寿命についての基準はないが、コイルを構成するエナメル線の劣化によりリークが発生することがある。コイルにトラブルがあったり、プラグに問題があったりすると、燃焼室内の電極ではなく、プラグキャップ部分と座金の間に電流がリークしてしまい、火花が飛ぶこともある。このような状態は、コイルにも悪影響をあたえ、寿命を縮めてしまう。

コイル劣化の主な要因は振動と熱だそうだが、エンジンルームに余裕のない軽自動車ほど、コイルの劣化が進みやすい。何年、何万キロという交換目安の提示は難しいが、リークが発生していたり、劣化したプラグを長期間使ってしまったような場合は、「プラグだけでなくコイルの交換もおすすめ」(伊藤氏)だという。また、昔はひとつのイグニッションコイルで、すべてのプラグに電気を分配していたが、現在はプラグごとにコイルを配置している。交換する際は、予防整備を兼ねて同時に全部を新品にすれば完璧だそうだ。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱が新型EV『エクリプス スポーツバック』発表、日産『リーフ』のOEM…北米投入へ
  2. ホンダ23車種・3364台をリコール 低圧燃料ポンプ交換作業に不備
  3. 航続最大230kmの電動アシスト3輪自転車、椿本チエインが初公開へ…BICYCLE-E・MOBILITY CITY EXPO 2026
  4. 日産 フェアレディZ 改良新型は表情変化、ハンドリング性能も向上…今夏米国発売へ
  5. 歴代エルフやピアッツァなど100代以上!…第21回いすゞオーナー集会
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. ホンダ「2026ビジネスアップデート」…次世代HV15車種投入、2029年度営業利益1兆4000億円
  2. NEC、3D点群データを90%軽量化する世界初のAI変換技術を開発…2027年度実用化へ
  3. 英Parkopedia、新APIでEVの「充電不安」解消へ…公共充電器の最大43%が実質利用不可という業界課題に対応
  4. 【世界主要自動車xEV市場 リスキリング講座】中国編
  5. メンテナンスパック「SUBARU Care Passport」、13項目選べる付帯サービス…7万8144円から
ランキングをもっと見る