ポルシェ独本社、従業員に特別ボーナス8900ユーロ…過去最高決算を反映

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ポルシェ マカン
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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは3月16日、ドイツ本社の全従業員に、8911ユーロ(約112万円)の特別ボーナスを支給すると発表した。

今回のボーナスは、2015年通期(1-12月)の業績好調を受けて支給されるもの。売上高は過去最高の215億ユーロ(約2兆7122億円)。前年の172億ユーロに対して、25%増加した。また、営業利益は34億ユーロ(約4290億円)。前年の27億ユーロから25%増え、過去最高の営業利益を記録した。

2015年の世界新車販売は22万5121台と、こちらも過去最高を達成。前年実績に対して、19%増と伸びた。車種別では、新型SUVの『マカン』の人気が高く、8万台以上を販売。『カイエン』が7万3119台で続き、SUVが好調だった。

2015年は、全ての販売地域で2桁の成長を達成。単一国の最量販市場は、米国を抜いた中国。2015年は、前年比24%増の5万8009台を販売した。米国は10%増の4万7007台。地元ドイツは、21%増の2万8953台を売り上げた。

8911ユーロの特別ボーナスは、2014年の8600ユーロを上回る支給額。ポルシェのオリバー・ブルーメCEOは、「このボーナスは、従業員が示した偉大なコミットメントに対する当然の報い」と述べ、従業員の功績を讃えている。

《森脇稔》

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