5リットルV8エンジンを押さえ込む…レクサス LC500 、すべての造形の出発点

自動車 ニューモデル 新型車
レクサス LC500(デトロイトモーターショー16)
レクサス LC500(デトロイトモーターショー16) 全 24 枚 拡大写真

デトロイトモーターショー16で初公開されたレクサスの新最上級クーペ『LC500』は、ボンネットフードをいかに低くするかという命題に、技術とデザインを集中させたという。レクサスデザイン部グループ長の森忠雄氏が、3月15日、六本木で開催されたトークショーで語った。

「低いフェンダーとフード、そこをいかに押さえ込むか。この課題こそがLC500のすべての造形の出発点だった。このフロントが上がってしまうと、全体が大きく変わっってしまう。5リットルV8エンジンを積んだ上にフードをしっかり低く押さえ込むところに苦労した。そのうえで、四隅のタイヤを強調するフェンダーの張り出しなどの造形へと続く」。

デザインにも最先端のテクノロジーが注ぎ込まれたが、それでも「地道な空間づくりの連続だった」と森氏は続ける。

「フードを低くするということは、サスペンションのアッパーアームをいかに低く押さえるかにつながる。その上に空間ができて、事故のときにフードが持ち上がるポップアップフードという機能も入れ、走行性能も確保しなければならない」。

フードのラインがリアまで延びるのではなく、Aピラーとつながる点について森氏は、「ボディの上にキャビンが乗ってるというイメージじゃなくて、フロントからリアまでの流れがインテグレートされている。そんな点も新しいレクサスの方向性」と伝えていた。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る