【F1 オーストラリアGP】新規チームのハース、デビュー戦6位入賞の快挙

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デビュー戦で6位入賞を果たしたハースF1チーム
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2016年のF1開幕戦オーストラリアGPで、今季から新規参戦を果たしたハースがデビューレースで6位入賞を果たす快挙を成し遂げた。

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ジーン・ハース率いるアメリカに本拠地を置くハース。フェラーリのパワーユニットを獲得し、ドライバーもこれまでF1で入賞経験のあるロマン・グロージャンとエステバン・グティエレスを起用。1年目にしてはかなり充実した体制で開幕戦にやってきた。

まず各チームのパフォーマンス状況が分かる19日の公式予選。セッション中でも最下位のドライバーが続々と脱落させられていくという新レギュレーションに苦しめられ、結果こそ19・20番手とQ1脱落になってしまったが、グティエレスが当時の全体4番手に食い込む1分26秒645をマーク。しかし最下位のノックアウト時刻を過ぎた後の記録だったためタイムは無効に。それでも、新規チームらしからぬ戦闘力を見せつける予選内容となった。

迎えた決勝レース。グティエレスは17周目にフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)と接触してしまいリタイア。これで赤旗中断となったことがグロージャンにとって追い風となった。中断中はピットレーンに待機させられる各車。この間にミディアムタイヤに変更。ピットストップを行うことなく、タイヤ使用義務を果たす。再開後もニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)やバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)相手に全く引けを取らない堂々とした走りを披露。32周目に6番手に浮上すると、最後までポジションを守り抜きチェッカーフラッグ。チームに早くも8ポイントをもたらした。

新規チーム(前身のチームを買収して新しく立ち上がったチームは除く)がデビュー戦で入賞を果たすのは2002年のトヨタ(ミカ・サロ)以来、14年ぶり。当時のレースもスタート直後から多重クラッシュが起きるなど波乱の展開になった。今回のグロージャンも赤旗などの混乱を逆に味方につけたことが、6位という結果につながったと言える。

チェッカー直後、グロージャンは無線で「みんな聞いてくれ! これは我々にとっての勝利だ!」と絶叫し喜びを爆発させる。レース後、イギリスのテレビ局「Sky」のインタビューに応じると「表彰台にたったような気分だよ! みんな初日から素晴らしい仕事をしてくれて、クルマの高いポテンシャルも感じていたけど、それを証明するには結果が必要だった」と語った。

今後も中団グループをかき回すようなダークホースになりそうだ。

《吉田 知弘》

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