コマツ、ICTブルドーザーとICT油圧ショベルの開発で日本機械学会賞を受賞

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今回受賞した建設現場の施工形態を改革するICTブルドーザーとICT油圧ショベル
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コマツは、日本機械学会が選定する2015年度日本機械学会賞(技術)を「建設現場の施工形態を改革するICTブルドーザーとICT油圧ショベルの開発」で受賞した。

日本機械学会賞は、日本の機械工学・工業の発展を奨励することを目的に1958年に創設。コマツは2010年度以来5年ぶり4度目の受賞となる。

受賞対象となったICTブルドーザーは、整地の仕上げ作業時だけではなく、掘削作業時を含む全てのブレードコントロールを自動化した世界初の自動ブレード制御機能を搭載し、作業効率を大幅に向上。ICT油圧ショベルは、GNSSアンテナと基準局から得たバケット刃先の位置情報を施工設計データと照合しながら、設計面を傷つけないように作業機操作を制御する、世界初の「インテリジェントマシンコントロール」を実現している。

日本機械学会賞(技術)は、技術の独創性や優秀性だけでなく、社会貢献や事業に関する実績などが評価される。コマツは、2013年6月にICTブルドーザーを、2014年10月にはICT油圧ショベルを市場導入。これらのICT建機は現在、日本・北米・欧州で稼働している。また日本では2015年2月より、建設現場のあらゆる情報をICTで繋ぐソリューション事業「スマートコンストラクション」を開始し、これまでにICT建機の国内の導入現場数は1000を超えている。

《纐纈敏也@DAYS》

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