【サウンドチューニング・マニュアル】クロスオーバー編 パート2…パワードサブウーファーを導入する

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パワードサブウーファーの設置例(カロッツェリア・TS-WH500A)。
パワードサブウーファーの設置例(カロッツェリア・TS-WH500A)。 全 1 枚 拡大写真

カーオーディオにおける“サウンドチューニング”テクニックのあれこれを解説している。今月は「クロスオーバー」について、そのノウハウのいろいろをご紹介していこうと思う。まずは、「パワードサブウーファー」を導入する際の、その調整方法について考えていく。

最初に、簡単に先週のおさらいをしておきたい。先週の記事では、「クロスオーバー」とは何なのかを解説した。それは、「マルチウェイスピーカーの、各ユニットごとの担当周波数の境界」のことを指し、その境界線を設定する作業が、「クロスオーバー調整」だとご説明した。

それを踏まえて以下をお読みいただきたい。

さて、「パワードサブウーファー」を導入したときの、ドアの「ミッドウーファー」と「パワードサブウーファー」間での「クロスオーバー調整」のやり方を、具体的にご説明していこう。これを的確に行うことで、「パワードサブウーファー」の効果を、より大きく引き出すことが可能となる。楽しみながらも慎重にこれを行っていただきたい。

ところで、本来ならばドアの「ミッドウーファー」においても「クロスオーバー」調整をしたいところだが、今回は、オーディオメインユニット側にその機能が付いていない場合について考えていく。その際は、「パワードサブウーファー」に搭載されている機能のみを使い、これを完結しなくてはならない。

このときのコツは、“設定範囲を上げ過ぎないこと”である。ドアの「ミッドウーファー」の下側をカットできない状況において、「パワードサブウーファー」の担当範囲を上げ過ぎると、低いほうの音がドアからも「パワードサブウーファー」からも聴こえてくることとなる。そうすると音像がぼやけてしまう等々の弊害が起こるのだ。

ドアの「ミッドウーファー」の性能にもよるので一概には言えないが、100Hzよりも下側に設定するのが無難だろう。できるだけ、低いほうの音が2重に聴こえないようにしつつ、低域が豊かに響くポイントを探ってほしい。

併せて用語解説も行っておきたい。このように、上側の信号をカットする行為のことは「ハイカット」と呼ばれている。または、“低いほうだけを通す”という意味合いで、「ローパス」と呼ばれることもある。覚えておいてほしい。

次回は、ここからさらにもう1歩踏み込む。次回の当コーナーもお読み逃しなく。

【サウンドチューニング・マニュアル】「クロスオーバー」編 Part.2 「パワードサブウーファーを導入する場合」

《太田祥三》

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