ポルシェジャパンは3月30日、『カイエン』シリーズのブレーキペダルに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『カイエン』『カイエンS』『カイエンGTS』『カイエンターボ』『カイエンターボS』『カイエンSハイブリッド』『カイエンSEハイブリッド』で、2010年5月22日から2016年2月9日に輸入された計6101台。
ブレーキペダルにおいて、ペダルアッセンブリ組み立て時にブレーキペダルシャフト抜け止めのサークリップが装着されていないものがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると、ブレーキぺダルシャフトがブレーキペダルブラケットから抜け、最悪の場合、ブレーキが効かなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両、ブレーキペダルシャフトのサークリップの有無を確認し、欠品している場合は新品のサークリップを組み付ける。
不具合および事故は起きていない。本国からの情報により発見した。