小型航空機の事故相次ぎ…国交省、運航者団体に安全確保策の策定と報告を通達

航空 行政
国土交通省
国土交通省 全 1 枚 拡大写真

国土交通省は、3月26日に発生した八尾空港内での小型航空機事故を踏まえ、運航者団体などに対し、運航の安全確保徹底を通達した。

3月26日に小型航空機が八尾空港に着陸する際、空港施設内で墜落し、搭乗者4人が死亡する事故が発生した。

小型航空機の事故が多発していることから国交省は昨年7月、安全確保の徹底を求めて通知している。今回の事故は空港周辺の地域住民に大きな不安を与えるとともに、搭乗者全員が死亡する深刻な事態となった。

事故原因は運輸安全委員会が調査しているが、公表されている報告書を参考に、それぞれの事故発生状況も踏まえて、運航者が着陸の際の安全手順の再確認などを含めて法令順守、機体の点検・整備の確実な実施、運航にかかわる手順順守を通じて運航の安全確保を徹底するよう求めた。

対象は日本航空機操縦士協会、全日本航空事業連合会、日本航空協会、NPO法人のAOPA-JAPANで、具体的な措置の実施について4月11日までの報告を求めている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  2. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  3. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  4. 寂しさ45%、読者の感情:レクサス『LS』生産終了…「時代の流れ」「次への期待」が交錯
  5. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る