BMWグループのMINIは「4月1日」、2017年モデル各車に「シザードア」をオプション設定すると発表した。
シザードアは、ランボルギーニのようなスーパーカーに採用されている上方に開くサイドドア。MINIは狭い場所での乗降性を高める目的で、シザードアの導入を決断した。
シザードアがオプション設定されるのは、MINI『ハッチバック』(3ドアと5ドア)、MINI『コンバーチブル』、『ペースマン』、『クラブマン』、『クロスオーバー』。
例えば、MINIの3ドアハッチバックの場合、乗員がドアを開けて難なく乗降するには、幅2680mmの駐車スペースが必要。ところが、シザードアを選択すると、およそ3割少ない幅1930mmのスペースで乗降できる。MINI3ドアハッチバックの全幅は1727mmだから、シザードアのメリットは大きいといえそう。
このシザードアのオプション価格は、オリジナルMiniの誕生年にちなんで、1959ユーロで販売されるという。