富士スピードウェイのコーナー名が一部新生…1コーナーは「TGR コーナー」に

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3月27日、SUPER GT富士公式テスト2日目には、1コーナーは既にこの様相となっていた。
3月27日、SUPER GT富士公式テスト2日目には、1コーナーは既にこの様相となっていた。 全 8 枚 拡大写真

1日、富士スピードウェイは新たに場内4箇所で広告看板ネーミングライツパートナー契約を締結したことを発表。これにより、1コーナーは「TGR コーナー」に、100Rは「トヨペット 100R コーナー」という名称になった。

【画像全8枚】

4箇所のうち、レーシングコース上のコーナー名に該当するのは2箇所。ひとつは第1コーナーで、ここはトヨタとのパートナー契約により、同社のレース活動等を統括する名称「TOYOTA GAZOO Racing」の三文字略称である「TGR」(ティージーアール)を冠することになった。富士の1コーナーは今季から「TGR コーナー」となる。なお、既に3月27日のSUPER GT公式テスト2日目の時点で、1コーナーは「TGR コーナー」へと化していた(写真参照)。

コース上のもう1箇所は、TGR コーナーに続くコカ・コーラ コーナーを抜けた後の高速右コーナー区間、これまで100R(ひゃくアール)と呼ばれてきたところである。鈴鹿の130Rと並んでドライバーの技量と度胸が試される舞台であり、さらに100Rはセッティングの決まり具合も反映されやすい難所として知られてきたが、その“100R”は、全国トヨペット52社とのパートナー契約による新コーナー名称にも残る。ここの新名称は「トヨペット 100R コーナー」。

ちなみにコカ・コーラ コーナー~100Rというチャレンジングな中高速区間は、ドライバーやエンジニアたちの会話のなかでは、「A100」(エーひゃく)と通称されることもある。「ウイングを少し立てたら、エーひゃくが踏めていけるようになった」という具合だ。現在のコカ・コーラ コーナーの位置に大昔はAコーナーというシケイン的なセクションがあったことの名残りを含んでのものだが、今後も現場ではこういう通称、俗称が残っていく可能性は高いだろう。

あらためて2016年4月1日時点の富士の主要コーナー名を順次確認してみると、「TGR コーナー」「コカ・コーラ コーナー」「トヨペット 100R コーナー」「アドバン コーナー」「300R」「ダンロップ コーナー」「第13コーナー」「プリウス コーナー」「パナソニック コーナー」となる(アドバン コーナーは“ヘアピン”、その後に来る300Rは“バックストレート”と表現する外国人選手も一部にいる。パナソニック コーナーは“最終コーナー”に該当)。

他の2つの新ネーミングライツはコース外で、1つはTGRとコカ・コーラの両コーナー間にあるコース下の通路トンネル(第4トンネル)。ここはオイル・潤滑剤ブランドの「Moty's」(モティーズ)を戴いた「Moty's トンネル」になる(ネーミングライツパートナー社はトライボジャパン)。もう1つはイベント使用等もされる大駐車場「P2」で、こちらには自動車誌「カーグラフィック」の二文字略称「CG」(シージー)が付いて「CG パーク」となった(ここは3月1日付の契約締結)。

ますますトヨタ/レクサスのホームコース色が強くなった富士スピードウェイだが、今季最初のビッグレースは5月3~4日のSUPER GT第2戦。マシンが現行のRC Fになってからの過去2年、富士では4戦して勝っていないGT500クラスのレクサス勢には必勝の一戦となりそうだ。まずはスタート直後、自分たちの総合チーム名が冠された「TGR コーナー」を制していく必要がある。

《遠藤俊幸》

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