日産ゴーン社長「EVは復興力を高める」…福島県の2施設に e-NV200 を寄贈

自動車 ビジネス 企業動向
日産、福島県の2施設に e-NV200 を寄贈
日産、福島県の2施設に e-NV200 を寄贈 全 4 枚 拡大写真

日産自動車は4月5日、福島県といわき市の施設に電気自動車(EV)の『e-NV200』を各1台寄贈した。同日、日産いわき工場でカルロス・ゴーン社長兼CEOや内堀雅雄同県知事らが出席してセレモニーを開いた。

乗用車『リーフ』に次ぐ量産EVとして2015年に市場投入したe-NV200は、同社の多目的商用バン『NV200 バネット』をベースにしたモデル。EVならではの環境性能や高い加速性などを備えているほか、最大出力1500Wの電力を供給するパワープラグによって屋外での電源ともなる。

寄贈先は福島県が運営する水族館「アクアマリンふくしま」(いわき市)と、同市の観光物産施設の「いわき・ら・ら・ミュウ」。いずれも搬送用だけでなく、イベントなどでも電源機能を活用するという。

セレモニーでゴーン社長は「電気の備蓄ができるEVの普及は、復興力を高める。EVの特徴を活かして復興を進めていただくよう期待する」と挨拶した。これに対し、内堀知事は「いわき工場は福島県の復興のシンボルである。いただいたEVを、災害や次世代自動車の教育などにも活用したい」と謝意を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る