日産ゴーン社長、円高傾向にも「国内生産100万台維持する」

自動車 ビジネス 企業動向
日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEO
日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEO 全 1 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOは4月5日、同社いわき工場(福島県いわき市)で記者会見し、直近の為替の円高傾向に関連し、「引き続き国内工場を使って年100万台以上の生産を維持していく」と語った。

ゴーン社長は為替について「常に一貫して中立的水準にあってほしいと申してきた」としたうえで、中立的水準とは「円ドルレートでは1ドル100円」と言及した。

現状ではなお、これより円安水準にあることから、国内生産の確保に努める方針を示した。日産の国内生産はリーマン・ショック後に進んだ円高に伴う海外生産シフトで、2014年から昨年まで100万台を割り込んだ。16年は米国向けのSUVを日産自動車九州に生産移管するなどにより、3年ぶりに100万台を超える見込みとなっている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る