トヨタ中国販売、40.6%増の10万台…小型車の減税効果 3月
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トヨタの3月販売が好調だったのは、中国で2015年10月から開始された小型車に対する減税の効果。減税対象となる排気量1.6リットル以下の『カローラ』を中心に、『レビン』や『ヴィオス』の販売が伸びた。
トヨタの中国合弁には、第一汽車との一汽豊田、広州汽車との広汽豊田の2社がある。
トヨタの2015年の中国新車販売台数は、112万2500台。前年比は8.7%増だった。2年連続で100万台の大台に届き、過去最高を更新した。
トヨタの第1四半期(1-3月)の中国累計販売台数は、前年同期比27.8%増の29万1000台。トヨタは、2016年の中国における新車販売台数について、前年比2.4%増の115万台を目標に掲げている。
《森脇稔》