【ニューヨークモーターショー16】メルセデス Eクラス 新型に最新ディーゼル…燃費13%向上

自動車 ニューモデル モーターショー
新型メルセデス Eクラスセダン の E220d
新型メルセデス Eクラスセダン の E220d 全 3 枚 拡大写真

ドイツの高級車、メルセデスベンツは3月23日、米国で開幕したニューヨークモーターショー16において、新型『Eクラスセダン』の新ディーゼル搭載車を初公開した。

この新ディーゼルは、新型Eクラスセダンの「E220d」グレードに搭載。「OM654」型と呼ばれ、メルセデスベンツ初のオールアルミ製4気筒ディーゼルエンジンとなる。また、欧州で近い将来、導入される予定の実走行を重視した排ガス試験モード、「RDE」(リアル・ドライビング・エミッション)に対応したエンジンでもある。

排気量2.0リットルの直列4気筒ターボディーゼルは、従来の2.15リットルに対して、排気量を縮小。オールアルミ化の効果で、エンジン単体重量は、従来の203.8kgから168.4kgへ、17%もの軽量化を達成した。

さらに、「NANOSLIDE」と命名されたシリンダーコーティング技術をはじめ、第4世代のコモンレールインジェクションを採用。最新の排ガス浄化システムや、NVH性能の低減も図られた。

また、排気量をダウンサイズしながらも、最大出力は194hpと、従来の170hpから向上。それでいて、燃費とCO2排出量の性能について、メルセデスベンツは、「従来比でおよそ13%向上させた」と説明している。

《森脇稔》

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