【昭和のくるま大集合Vol.13】いぶし銀の存在、スバル レオーネ の歴代モデルが集結

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いぶし銀の存在、スバル レオーネ の歴代モデルが集結(昭和のくるま大集合Vol.13)
いぶし銀の存在、スバル レオーネ の歴代モデルが集結(昭和のくるま大集合Vol.13) 全 22 枚 拡大写真

春らんまんの中で開催された「昭和のくるま大集合」。約200台の参加という大盛況だったが、スバル『レオーネ』も地元茨城県を中心に8台が集まり、いぶし銀の存在感を見せていた。

この日は「スバルレオーネオーナーズクラブ」の代表も参加。数あるコレクションの中から1978年式の1600GLを持ち込んだ。これはレオーネの初代に当たるがマイナーチェンジ後のモデルで、ボディが若干サイズアップしている。トランクリッドにある「SEEC-T」のエンブレムは当時の富士重工の排ガス浄化方式名。他社のように複雑な専用機器を取りつけることなくエンジン本体のみの改良で当時の排ガス規制をクリアした。スバルの独自技術がかいま見える一例だろう。

同じく1978年式のエステートバン4WDは、明るいグリーンで目立っていた。コツコツとレストア中だという個体。乗用車タイプ四輪駆動車の先駆けとなったもので、残存数が非常に少なくなってしまったレアなモデルといえる。

1982年式の青いエステートバン4WDは2代目で、 ”ザ・ニューレオーネ”と呼ばれたシリーズの中のひとつ。先代からボディサイズが拡大、もっさりしたデザインから現代的なスタイルになった。フロントドア下部にある”自家用”の文字が泣かせる。

残りの5台は、”オールニューレオーネ”と名乗る3代目。当時流行の直線的でカクカクのスタイルが、今となっては新鮮だ。車高調整機能のハイトコントロールシステムを搭載した1985年式のGT4WDターボや、長らくパートタイム方式だった4WDシステムがようやくフルタイム化となった1986年式クーペRX/IIなど、見る人が見ればわかる車ばかり。実はこの日、地味ながら結構注目された集団であった。

《嶽宮 三郎》

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