三菱ふそう、小型電気トラックの実用供試をドイツで開始…ポルトガルに続き2か国目

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キャンター E-CELLの引き渡しイベントの様子
キャンター E-CELLの引き渡しイベントの様子 全 1 枚 拡大写真

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は4月12日、独シュトゥットガルト市と物流事業会社ヘルメス社に小型電気トラック『キャンター E-CELL』5台を提供し、1年間の実用供試を開始したと発表した。

キャンターE-CELLは、最新鋭の技術を備えた、電動小型トラックとして開発。走行距離は100km以上、電動モーターは、最高出力110kw(150馬力)、最大トルク650Nmを発生する。最新型キャンターのシャシーをベースとし、車両総重量は6トン、積載量は3トンを実現している。2014年7月から、ポルトガル国内で1年間の実証実験を実施。1万kmあたり1000ユーロ(約12万円)の運用コストを削減できるなど、電気トラックが短距離輸送や都市内配送に有用であることを実証した。

今回提供するキャンター E-CELLは、ポルトガル・トラマガルの最新鋭工場で製造した車両を使用。シュトゥットガルト市に提供する4台のトラックのうち2台はダンプ仕様で道路および都市景観工事、2台はバン仕様で家財運搬とゴミ収集、また物流事業会社に提供する車両は都市内配送に使用される。

《纐纈敏也@DAYS》

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