米国の自動車最大手、GMは4月7日、マイケル・シムコー氏を、同社のデザインを統括するグローバルデザイン担当副社長に起用すると発表した。
今回の人事は、GMのグローバルデザイン担当、エド・ウェルバーン副社長が7月1日付けで勇退することを受けたもの。エド・ウェルバーン氏は2005年から、GMのグローバルデザインを主導してきた。
マイケル・シムコー氏はGMのデザイン部門において、33年に及ぶキャリアを持つ。1983年、GMのオーストラリア部門のホールデンに、デザイナーとして入社した。
その後、1995年には、GMアジア太平洋のデザインディレクターに就任。2003年からは、アジア太平洋デザインの上級ディレクターに昇格した。
2014年からは、韓国、オーストラリア、インドのデザインスタジオを統括。これまでに、シボレー『カマロ』やキャデラック『CTS』などのデザインを手がけている。