ZF TRW、最新の衝突テスト施設を稼働…上海技術センター

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ZF TRWの上海技術センターの衝突テスト施設
ZF TRWの上海技術センターの衝突テスト施設 全 1 枚 拡大写真

自動車部品大手のZF TRWは4月12日、中国の上海市の技術センターにおいて、新たに衝突テスト施設を稼働させた、と発表した。

ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは2014年9月、TRWを買収する契約を締結。TRWは、米国の自動車部品大手。ZFがTRWを買収することにより、世界で3本の指に入る巨大な自動車部品メーカーが誕生している。

ZF TRWは2014年6月、中国の上海市に技術センターを開所。この技術センターは、同社の技術センターとしては世界最大規模。1200名を超えるエンジニアが働く。

今回、この技術センターに、最新の衝突テスト施設が完成し、稼働。ZF TRWとしては、世界で4番目の衝突テスト施設となった。同施設では、主に前面および側面の衝突テストを行う。

ZF TRWは、「上海技術センターに追加投資を行い、最新の衝突テスト施設を稼働させた。この技術センターが、自動車メーカーにとって、中国やアジア太平洋市場に先進の安全システムを導入する助けになるだろう」と説明している。

《森脇稔》

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