VW、取締役の報酬を大幅削減へ…排ガス不正問題

自動車 ビジネス 企業動向
VWグループの監査役会の会長に就任したハンス・ディーター・ペッチェ氏
VWグループの監査役会の会長に就任したハンス・ディーター・ペッチェ氏 全 2 枚 拡大写真

世界的規模に拡大したフォルクスワーゲンによる排ガス不正問題。この問題を受けて、同社が経営陣の大幅な報酬の削減を打ち出した。

これは4月13日、フォルクスワーゲンが明らかにしたもの。「監査役理事会と取締役会は、フォルクスワーゲンの現状を考慮した結果、取締役の報酬についての見解を示すべきということで合意した」と発表している。

今回の発表は、排ガス不正問題への対策費用が、フォルクスワーゲンの財務状況を圧迫していることを受けての対応。リコール(回収・無償修理)や各国の訴訟などで、多額の費用がかかる見通し。

フォルクスワーゲンによると、取締役の報酬を大幅に削減する方針。また、監査役理事会のハンスディーター・ペッチュ会長は、自主的に賞与を返上するという。

なお、各取締役の報酬額は、今後の監査役理事会において、承認する予定。4月28日に開催される2015年通期(1-12月)決算の場で、報酬額を公表するとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. 日産 リーフ 新型の価格を予想する!…ベースは400万円台前半か
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る