ドイツの自動車大手、ダイムラーは4月13日、ドイツ南部のクッペンハイム工場において、メルセデスベンツの新プレスラインを稼働させた。
クッペンハイム工場は、メルセデスベンツの車体プレス加工工場。同工場で生産された車体は、メルセデスベンツのドイツ・ラシュタットおよびハンガリーのケチケメートの両工場へ、また提携先のフィンランドのバルメットオートモーティブへ送られ、メルセデスベンツの小型車に使用される。
ダイムラーは、新プレスラインの建設に、1億7000万ユーロを投資。クッペンハイム工場では、200名の追加雇用が創出される。
クッペンハイム工場は2011年5月から、メルセデスベンツ車のボディや部品を生産。車体プレス工場は、メルセデスベンツのグローバル生産ネットワークのひとつとして機能している。
ダイムラーのメルセデスベンツ乗用車の生産担当、マルクス・シェーファー取締役は、「クッペンハイム工場に対する投資を継続する。次の段階として、メルセデスベンツの次世代コンパクトカー用の車体や部品を生産していく」と述べている。