ダイヤトーン・スピーカーが「ハイレゾ」対応たる理由

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ダイヤトーン・DS-G500
ダイヤトーン・DS-G500 全 5 枚 拡大写真

『一般社団法人 日本オーディオ協会』(JAS)が、“ハイレゾ”を推進するに際して設定している“ハイレゾ”ロゴマーク。その使用を正式に認められているカーオーディオ・スピーカーがある。ダイヤトーンの『DS-G500』と『DS-G20』が、それだ。

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これらが当ロゴマークを付けられている理由とは何なのか。細かく分析していく。

■定められた環境下で、求められたテストを実行。

まずは、『JAS』による“ハイレゾ”の定義からご紹介しておこう。それは、「アナログ信号に関わること」「デジタル信号に関わること」「聴感に関わること」の3項目から成っているのだが、ダイヤトーン・スピーカーはアナログ機器であるので、該当する項目は「デジタル信号に関わること」以外の2項目。

「アナログ信号に関わること」では、「高域再生性能において40kHz以上が可能であること」と定義され、「聴感に関すること」については、「生産もしくは販売責任において、聴感評価が確実に行われていること」と、「各社の評価基準に基づき、聴感評価を行い“ハイレゾ”に相応しい商品と最終判断されていること」と定義されている。

ダイヤトーンは、それらを満たしていることを証明するべく、定められた環境下で求められたテストを実行し、さらには“ハイレゾ”対応製品として相応しいかの聴感評価も十分行った。そしてそのテスト結果と評価結果を申告。それらが『JAS』に受理され、“ハイレゾ”ロゴマークの使用が認められることと相成った。

■“振動板の革命と呼ぶに相応しい新素材”、『NCV』。

さて、“ハイレゾ”対応カースピーカーとしてのお墨付きを得たダイヤトーンの『DS-G500』と『DS-G20』。具体的には、どのような部分が優れているのだろうか。

これらが高音質スピーカーたり得ている理由について特筆すべきポイントは、2つある。まず1つ目のポイントは、「振動板素材にダイヤトーンが独自開発した新素材、『NCV』が使われていること」である。

『NCV』とはまさに、「ハイレゾ再生を見据えて開発された新世代の振動板素材」である。ダイヤトーンは、これまでも数々の優秀な振動板素材を開発してきたが、『NCV』はその究極形と言っていい。

何をもって究極形と言うのかというと…。それは、振動板素材として必要とされる以下の2つの特性、「伝搬速度の速さ」と「適度な内部損失(個体音の影響の少なさ)」を、高次元で両得できているから、である。この2つは本来、こちらを立てればあちらが立たないという、相反する特性である。しかしながら『NCV』は、カーボンナノチューブと数種類の樹脂を最適に配合することで、金属であるチタンをも凌ぐ5,600m/秒という伝搬速度を計測し、個体音の影響の少なさについては、紙と同等のスペックを実現できている。「振動板の革命と呼ぶに相応しい」ほどの実力なのだ。

そして2つ目のポイントは、「ミッドウーファーとトゥイーターの振動板が同一素材であること」、である。

一般的には、振動板素材として理想的であればあるほど、サイズや形状の自由度がなくなっていく。例えば一部の高級ホームオーディオで使われているダイヤモンドは、トゥイーターには使えても、ミッドウーファーには到底使えない。紙はその逆で、ミッドウーファーには使えても、トゥイーターには使いにくい。

となると、ユニットごとで振動板に別素材が使われることとなるのだが、そうなると、音色の微妙な違いが発生する等、サウンドの統一感を得ることが難しくなる。効率的に音楽を再生するためのマルチウェイスピーカーではあるのだが、このようなジレンマも存在しているのである。

しかし『NCV』は、射出成形による製造が可能であり、「サイズや形状の自由度が高い」という特長までも併せ持つ。結果、トゥイーターとミッドウーファー両方の振動板を『NCV』で作ることが可能となり、低音から高音まで統一感のある音楽再生が実現できた。セパレートスピーカーが背負っている“壁”を越えて見せたのだ。

かくしてダイヤトーン・スピーカーは、“ハイレゾ”対応スピーカーとしてのお墨付きを得られるだけの性能を身にまとうことができている。上級機『DS-G500』(税抜価格:16万円)、そしてスタンダードグレードの『DS-G20』(税抜価格:6万円)の両機において『NCV』が採用され、両機ともに“ハイレゾ”対応を取得している。

安心して使える、かつ、確実に高音質が得られるスピーカーをお探しならば、ダイヤトーン・スピーカーは候補の筆頭になり得るだろう。良い音を聴きながらドライブがしたいと思うなら、ダイヤトーン・スピーカーに要注目。

《太田祥三》

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