シャープ「ロボホン」は何ができるのか、試してみた

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ロボホンにできること、できないことは?
ロボホンにできること、できないことは? 全 10 枚 拡大写真

 シャープは14日、携帯できるモバイル型のロボット電話「ロボホン」を発表した。“見た目の愛らしさ”のほかに、ロボホンにはどのような特徴があるのだろうか? 発表会で実機を触ってきたので、本稿ではファーストインプレッションをお伝えしていこう。

【画像全10枚】

■全機能が音声対話による操作に対応

 ロボホンは二足歩行が可能なヒューマノイドロボット。電話やメール、カメラなど携帯電話の基本的な機能を備えており、全機能が音声対話による操作に対応している。本体価格は198,000円(税別、以下同)で、発売は5月26日を予定している。

 サイズ(身長)は約19.5cm、重量(体重)は約390g。OSにはAndroid 5.0を搭載しており、背中のタッチパネルでも一通りの操作が行える。電話をかける際は「◯◯さんに電話をかけて」と話しかけることでダイヤルでき、電話がかかってきた際は「電話だよ」と呼びかける。電話しやすいように、受話器のイメージで身体を曲げるなど、芸が細かい。なお電池容量は1,700mAhで、連続通話時間(静止時)は3Gで約410分、VoLTEで約400分、実使用時間は1日以上となっている。

 頭頂部にはiPhoneで言うところのホームボタンを搭載。おでこにはHD(1,280×720画素)相当のプロジェクターと約800万画素のCMOSカメラを、こめかみにはマイクを搭載する。目の回りの光り方で、こちらの話を聞いているか否か、話が通じているか否かが分かる仕様。ちなみに「写真を撮って」とお願いすると、周囲をキョロキョロして近くにいる人を探し始める。顔認識機能を応用したものだろう。顔を発見すると「みーつけた。笑って笑って」と呼びかけて、カウントダウンの後に撮影してくれる。人の顔を見分けて名前を呼び分ける、電話帳に登録した顔を見つけてシャッターを切る、などの技も持っている。

■おでこのプロジェクターで投影することも可能

 ネット検索したいときには、ロボホンに「◯◯の動画を見せて」「◯◯の意味を調べて」「◯◯の地図を調べて」などと問いかけることで、YouTube動画やウィキペディアの結果、Googleマップなどが背中のディスプレイに表示される。この結果は、おでこのフォーカスフリー小型レーザープロジェクターで机や壁に投影することも可能だ。なおプロジェクターの光はかなり強く、実用性に足るものだった。そのためシャープでも安全面に考慮している。担当者の話では、例えば子どもが悪戯で使用できないよう、プロジェクターの投影に関しては登録者の声でしか反応しないようにしたという。

 Eメールを受信すると「◯◯さんからメッセージが届いたよ。読み上げて良い?」と利用者に呼びかける。メールの読み上げの際は「こんにちは」「ドライブ」「ごめん」「飲み会」などの単語に反応してその都度、手をあげたり、頭をかいたり、といった身振り手振りを行う。小さいのによくできたロボットだ。メールの返信も音声入力で行えるため、スマートフォンで文字入力をするのが苦手、というお年寄りでも便利に利用できる。

 ニュースや天気、占いが調べられるほか、スケジュール管理も行える。ダンスを踊ったり、歌をうたったり(ただし音痴)という持ちネタもある。利用できるコンテンツ、連携できるアプリは順次追加されていく見込みだ。使えば使うほど、愛着が増していくことだろう。

 周辺アクセサリーとして卓上ホルダーやキャリングケースなどが用意されている。シャープでは、ロボホンの販売開始にあたり「クラウドサービス」「回線」「製品保証」「製品の予約・販売」に関する各サービスを提供。通信サービス「ココロプラン」(必須)の月額利用料金は980円、保証サービス「ケアプラン」(任意)の月額利用料金は990円からとなっている。

 都内で14日に行われた記者発表会場では、あちらこちらから記者の「可愛い~」という声が聞こえてきた。筆者もそのうちの一人だったが、実際にロボホンに触ってみると、見た目の愛らしさに加えてシャープの培ってきた技術の素晴らしさに感心した。会場では5分程度の動画を撮ってきたので、興味を持たれた方はそちらも参考にして欲しい。

シャープ「ロボホン」って、可愛いけど何ができるの? 発表会で触ってきた!

《近藤謙太郎@RBB TODAY》

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