アプリで指令、絶妙のタイミングで一杯を出してくれるコーヒーメーカー

エンターテインメント 話題
Bluetooth機能搭載コーヒーメーカー「Prodigio(プロディジオ)」
Bluetooth機能搭載コーヒーメーカー「Prodigio(プロディジオ)」 全 5 枚 拡大写真

 冷蔵庫や歯ブラシなど、さまざまな家電に通信機能が搭載されるようになった。今回も、カプセル型コーヒーメーカーの雄であるネスレネスプレッソが15日にBluetooth搭載コーヒーメーカー「Prodigio(プロディジオ)」(以下、プロディジオ)を発売開始した。

●通信機能でなにができるのか

 プロディジオはスマホやタブレットの専用アプリと連動するコーヒーメーカー。現在発表されている機能は「リモート機能」に、「カプセルコーヒー残数管理と注文機能」、「アラート機能」の3つだ。

 リモート機能は、Bluetoothの範囲内の離れた場所からコーヒー抽出をスタートできる機能。会社のデスクから立ち上がることなくコーヒーを抽出可能だ。また、起き抜けに寝室からコーヒー抽出をスタートし、「リビングに降りたら淹れたてのコーヒーがある」といった使い方もできる。

 カプセルコーヒー残数管理と注文機能は、その名の通りカプセルコーヒーの残数を管理できる機能。カプセルが少なくなると、アプリから直接新しいコーヒーの注文もできる。

 アラート機能は、水タンクの補充が必要な場合や、使用済みカプセルのコンテナが満杯になった場合に、アプリを通じて注意を促す機能。また、湯垢洗浄や本体の故障、メンテナンスが必要な場合にもお知らせ機能が動作する。

●コーヒーメーカー「Prodigio(プロディジオ)」は「買い」なのか?

 コーヒーマシンは、内部で水を沸かす時間などが必要なため、スイッチを入れて即コーヒー抽出というわけにはいかない。今回のプロディジオは、電源を入れてから抽出可能までの時間が約25秒。これらの時間を無駄にしないという意味では「リモート機能」は便利そう。また「いざコーヒーを淹れようとしたら水がない」というガッカリ感を回避できる、水タンクの残量チェック機能もなかなか良さそうだ。

 一方、プロディジオはコーヒー抽出のたびにカプセルを一個ずつ本体に投入するタイプ。本体内に未使用カプセルをストックするタイプでないため、カプセル管理機能がそこまで便利かは微妙に感じる。

 通信機能を搭載することで便利になるのは間違いないが、15日現在で通信機能を搭載しない同社の同等機「ピクシークリップ」との値段差は約7000円前後(直販価格)。この値段差だけの魅力があるかは、個人の生活スタイルによりそうだ。

アプリでコーヒー抽出!Bluetooth搭載コーヒーメーカーは買いか?

《倉本春@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  3. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る