【ホンダ クラリティ フューエルセル】先代よりもひと回り大きくなった理由とは

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ホンダ クラリティ フューエルセル
ホンダ クラリティ フューエルセル 全 8 枚 拡大写真

ホンダの新型燃料電池車(FCV)『クラリティ フューエルセル』は空力性能を追求した外観デザインを採用しているが、先代のFCVに比べて全幅で30mm、全高10mm、全長65mmそれぞれ拡大している。

開発責任者を務める本田技術研究所の清水潔主任研究員は「全幅はリアのタイヤカバーにこだわったところに使った」と明かす。クラリティ フューエルセルのリアドアには4ドアセダンとしては世界初となるエアカーテン用のエアダクトが配されている。

これは「基本的なボディの形状による空力性能の良さに加え、タイヤやホイールハウスから発生する空気の乱れを抑えるためにエアカーテンやタイヤカバーを装備することで、空気の流れを徹底的に考え、デザインと空力性能を高次元で両立させた」ためだ。

プラス10mmの全高に関して清水氏は「先代とほぼ同じ」としながらも、「今回はシート下にリチウムイオン電池を置いているので、その部分で高くなっている」と解説。

さらに全長は「燃料電池パワートレインをボンネット内にすべて納めたことや、水素タンクの衝突安全性などいろいろ考慮したことで若干オーバーハングを長くした」としている。

《小松哲也》

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