三菱重工、国内ETC車載器事業を古野電気に譲渡

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三菱重工、アンテナ分離型ETC車載器「MOBE-700」
三菱重工、アンテナ分離型ETC車載器「MOBE-700」 全 2 枚 拡大写真

三菱重工メカトロシステムズ(MHI-MS)は4月19日、国内ETC車載器事業を古野電気に譲渡することを前提に検討を進めていくことで基本合意書を締結したと発表した。

MHI-MSは、産業用および一般用機械機器、油圧・機械関連機器、ITS関連機器、立体駐車場、水処理装置などを幅広く展開するエンジニアリング企業。ITS関連ではETCシステムを国内外に供給。ETC車載器については現在、MOBEシリーズ5製品を発売している。

MHI-MSはITS事業のグローバル展開を優先しており、リソースを集中したいと考えており、古野電気は国内ETC車載器事業を核に産業用(陸上)機器分野の事業拡大を目指している。こうした両者の思いが一致したことから、今回、国内ETC車載器事業譲渡に関する基本合意に至った。

今後両社は、事業譲渡に必要な条件を合意次第、正式契約の締結を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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