アイシン精機、ピストン製造のアート金属買収へ

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アート金属(WEBサイト)
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アイシン精機は4月19日、アート金属の株式過半数を取得し経営統合を行うことで基本合意したと発表した。

アイシン精機はエンジン関連部品を一つの柱として、ピストンや冷却ポンプから周辺部品まで含めた幅広い品揃えを強みとして、これまで事業拡大してきた。しかし、ヒートマネジメントや軽量化に貢献できる次世代商品開発には、リソーセスの効率的な運用が急務となっている。

アート金属は、1945年12月創業のピストン専門メーカー。低コスト技術や小回りの利くものづくりを強みに、自動車メーカーなど多くの企業に製品を提供。近年は海外での事業展開を加速しているが、まだその途上にある。

新興国を中心とするコスト競争の激化に加え、パワートレインの多様化によって技術開発ニーズの拡大も予想される中、両社は経営統合を決断。今後は、両社の保有するリソーセスと技術力を最大限活用しながら、世界トップの競争力あるピストン事業の構築と、その関連システム商品の開発を加速させていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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