くま川鉄道の旧型気動車、5月から6月にかけて「最終運行」

鉄道 企業動向
くま川鉄道の「KUMA1」「KUMA2」。5月から6月にかけて最終運行が行われる。
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人吉温泉(熊本県人吉市)~湯前(湯前町)間の湯前線を運営する第三セクター・くま川鉄道はこのほど、KT100・200形気動車のうち観光列車向けの改装が行われた2両の最終運行を、5月から6月にかけて実施すると発表した。

KT100・200形は、湯前線の運営がくま川鉄道に引き継がれた1989年10月から、運行を開始。2009年にはKT100形1両(KT103)とKT200形1両(KT203)が観光列車向けに改装され、KT103は「KUMA2」、KT203は「KUMA1」の愛称が付けられた。それ以外の車両は2014年、KT500形気動車の導入に伴い順次廃車された。「KUMA1」「KUMA2」も老朽化に伴い本年度中に廃車されることが決まっていることから、くま川鉄道は「KUMA1」「KUMA2」の最終運行を実施することにした。

運行日は5月1日から6月26日までの日曜日だが、6月5日は運行されない。発車時刻は人吉温泉発が10時30分・12時43分・14時32分・16時27分・18時34分、湯前発が11時25分・13時36分・15時27分・17時33分・19時48分の予定だ。

くま川鉄道は熊本地震の影響で運転を見合わせたが、4月17日午後に運転を再開した。一方、人吉温泉駅で連絡しているJR九州の肥薩線は、4月19日20時時点で八代~吉松間の運転見合わせが続いている。

《草町義和》

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